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2013年7月1日月曜日

学生支援機構第一種奨学金の免除について

ふと思ったので学生支援機構第一種奨学金の免除についてのエントリー
学生支援機構には
第一種(無利子)と第二種(有利子)の貸与型奨学金があります.
奨学金なのに何故貸与?とか思ったりもしますが・・・
かく言う私はこの第一種奨学金にお世話になり.
学生自体にそこそこの成績を残したので免除されることができました.
では第一種奨学金の免除とはどんなものがあるか


このうち多くの人が目指すのは当然2に該当するものです.
平たく言えば「成果を残したものが奨学金の免除を受ける」ということです.
では「どのくらいの成績で免除できるか」です.
免除の評価に関するものとして

  1. 学業成績
  2. 授業補助業務(TA)
  3. 学位請求論文(修士論文)
  4. 学会・国際会議
  5. 投稿論文
  6. 特許
ぐらいが多くの人に関係するものだと思います.
そのうち最も重要なのは4,5,6になります.
そのなかでも投稿論文と国際会議のインパクトが大きいと言われています.
投稿論文ではいわゆるJournalと呼ばれる英語論文と国内学会誌である日本語論文であり
Journal>>>>>>>>>>国内学会誌
ぐらいのインパクトらしいです.
しかもこのJournalで成果証明でIP(インパクトファクター)を書かせるにも関わらずIPは関係ないようです.
NatureやScienceに出そうが,そのへんのJournalでも一緒の扱いです.

次に,国際会議・学会ですが
国際会議口頭発表>>>国際会議ポスター発表>>>>>>国内学会口頭発表>>国内学会ポスター発表
ぐらいの差です(分かり難いですね)
これもミニシンポジウムでも全国大会,Annual Conf. でも一緒の扱いだとか・・・

ここまでかなりいい加減な事書いていると思いますが
審査基準の話題を少しづつ聞き出していてもなかなか明確な基準というものが出て来ませんし
恐らく大学によって違うと思われます.

そこでざっくりですが私の周囲を見ていた感触ですが(Medical bio系統)

全額免除になるためには
ジャーナル2本以上 or 
国際会議1回 and ジャーナル1本

半額免除
国際会議2回

という感じです.
他にも色々なパターンがあるかと思いますが
ここでは国際会議とジャーナルしか書いていません
それだけこの「国際会議」と「ジャーナル」が大きな割合を占めて
それ以外はかなり小さな扱いをうけます

さらにGPA4.0とか言ってもそれはほとんどゴミです(免除申請する人の多くは4.0)
それだけ実績が重視されるのが奨学金免除について

また,計算機科学のようにジャーナルが量産できる分野と
理論物理のように成果が出にくい分野ではかなりこの傾斜も異なるようです
ですので一概では言えませんが
私の感触としてはこんな感じです.

もし今後の役に立てばとおもいます

2012年9月1日土曜日

国内学会に挑む

久しぶりにエントリーします.

昨年の国際会議に行った記事が結構いつまでもロングビューされていることに驚いています.

学部・修士の学生は国際会議より国内学会の方が行く事も多いと思い
私自身も国内学会の用事があるのでそれについてエントリーします.

ぶっちゃけ国際会議の方が色々とハードルは高いと思います.
査読の審査基準も往々にして高く,準備に手間取ったりします.

一方国内学会はこんな事言うとおこられてしまいますが
「なんとなく参加する」というニュアンスが大きいのではないでしょうか?
多くは担当教官の元に「学会やるので誰か研究室から出してくれませんか?」
というオファー来て,「暇そうな」学生に声をかけているのではないかと思ったりもします.
昨年まで医学部でお世話になっていたボスが座長やっている時に「国内学会はそんなものだよ〜」って教えてくれました.

だからといって手を抜いていいわけではありません.
同じ研究分野の人たちとディスカッションする機会はなかなか無いですし
英語を不得手とする私には国内学会の方が意味あるものにできるかもと思ったりします.
では本題に入っていきます.

【発表形式】
発表形式は大体国際会議と同じで
・プレゼンテーション
・ポスター
のいずれかでしょう.
そして今回はじめてポスター発表を行うのですが
「ショートプレゼン」というものがあります
この形式も2つほどあります
・ポスターの前に立ち1分ほどで概要を話す
・ホールで2分ほどスライドプレゼンする
です.
これで来ている人に興味を持ってもらいポスターに来てもらうという事です
ここで難しいのは「わかり易く短くまとめる」という技術でオーラルやポスターでは
話したいことを十分話す時間とスペースが与えられますが
ショートプレゼンでは無理です
なので
・研究背景→目的→結果
程度で一杯一杯になってしまいます.
実際に見てみればわかりますがみんな大体そんな感じで
「できた!できた!出来た!」と言ってとりあえず興味を惹くという
場でしょうかね

【持ち物】
国際会議に比べて大したものはありません

・着るもの(生体系はスーツが多いですが理学系はラフだったりします)
・航空券or新幹線チケット
・宿泊クーポン
・保険証
・PC(プロジェクターケーブルも)
・レーザポインタ(プレゼン用)
・ノートやボードなどポスターセッションでディスカッションしやすいもの

そのぐらいでしょうか
国内なのでぶっちゃけお金があれば大体のトラブルは回避できます.
言葉の問題も無いのでなんて楽なんでしょうか!!

PC関連は会場によりますが一応自分のものは持参するとよいでしょう
以前参加した学会ではレーザポインタの出力が弱いという事件
そして他のとこでは備え付けPCでポスターが映し出せなかった事件などがありました

かなりライトな感じになりました
もし,学会参加かして書くべきかなという事があったら新たにエントリーします
多分ないですがw

2011年12月31日土曜日

2011年のまとめ

最近,ブログ更新してませんでしたが
うんちく的な事ではなくて私事のまとめをします

2011年はサークルの同期と迎えました
日の出海岸もなつかしい思い出になりますね
今年も同期で年越し会やるみたいですが,私は実家でぬくぬくです.

やったことは
研究・・・・それ以外は
ほとんどプライベートなので何もしてませんね(;´∀`)

研究ではオーラルでIEEE年次総会でオーラル発表して
修士の研究は完全にオワコン化

プライベートでは
スキー・サンセットクルージング・京都旅行・サークル旅行
そして最後にリアル桃鉄
これはゲームマスターでもう一度やってみたいと思いましたね

スケジュール帳を見てると
10月以降の予定が完全にやばい状態
就活が少しずつ始まり,研究では追い詰められ・・・
そして年末・・・

とった資格はない
でも,今年はそれなりに満足
来年はもっといい年になるといいね

就活うまくいくといいね
という事でみんなよいお年を〜(*^_^*)

2011年9月25日日曜日

国際会議 in Boston (観光&うんちく編)

そろそろ半月です.
その間に色々ありました・・・いろいろww
私ごとでは謹慎くらって今は研究室NEETです

という事で以前書くと言った観光編
国際会議の楽しさといえば観光です.
むしろその為に行ってきたような物です.

ボストンはアメリカのマサチューセッツ州というとこにあります.
 ちっさいですね.
でも,この州はメイフラワー号が来た土地でもあり
アメリカ独立の地でもあります.
そのため,非常に多くの歴史的建造物があります.
いくつかを紹介
これはマサチューセッツ州旧州議事堂でありアメリカではかなり重要な建造物(だそう)です.
この建造物の前で当時イギリス植民地化時代のアメリカでイギリス軍にアメリカ植民地化民が虐殺(射殺)されました.(ボストン虐殺)
そしてそこからイギリスから独立しようとする機運が活発になったそうで
また,アメリカが独立した際に独立宣言を宣言したのものこのバルコニーです.


ちなみに今の州議事堂は
こんな感じで立派な建物になっています.

ボストンにはプロテスタントではなくカトリック教会もあります
変ですよね?
実はこれイギリス国教会であるキングスチャペルと言われる建造物です.
イギリスから独立したアメリカ故にイギリス国教会へ土地を売らず墓地の中に立てられ
なるべく目立たない作りになっているそうです.

ちなみにこの向かいにある
Omi Parker House Hotelに私は泊まりました.
高かったですw

ボストンで有名なのは
高等教育とくにHarvardとMIT
言わずもがなですね
ちょっと紹介
有名なMITにある有名な()グレートドーム
俺はこの前でどうしたら矢上の創想館をHackできるかかんがえていました.
もう少しいったとこにあるHarvard
有名な門の写真撮ろうと思ったけど,あまりに目立たなすぎて素通りしてしまいました.
これはジョン・ハーバードという別に創設者でもないのに
ハーバード大学の名前の由来になって人の像です
左足がちょっと剥げているのはこの足に触ると頭が良くなるという都市伝説的な物があるからで
観光来たアジア人がたくさん触っていました
ちなみにこの像の目の前でドヤ顔で読書していたらリッチモンドから観光に来た老夫婦に

「どうやったらこの大学に入れるんですか?学生さん(笑)」と問われたので
「私が知りたいぐらいです」というやり取りをしました
残念ながら俺は所詮3流私立大学ですよorz

他にもたくさんまわりましたが若干疲れたので最後に
ホエールウォッチングの話し
マサチューセッツ州のボストン沖ではホエールウォッチングが有名です
高速船で約1時間沖合に出るとたくさんのくじらさんに逢えます
イヤッホォォ!!!

まぁ,そんなのりのりで国際会議でも楽しい事はたくさんありますよ☆
という締めで
国際会議の報告書を書き始めようと思います.

2011年9月7日水曜日

初の国際学会を終えて(国際会議編)

おはようございます.
先日,日本に帰国してJet Lagがひどくて全く眠れませんでした.
しかし本日から普通の研究生活に戻るので徹夜?して向かいます.

では,初の国際学会...他の人に指摘されましたが
国際会議と言ったほうが正しいのかも知れません.
International Conference の訳としては後者の方がしっくりしますね.
何はともあれ,初のOral発表を終えてきました.



会議自体は5日間の長丁場
私のセッションは4日目の後半でありMicroScopic系統です.
IEEEという事もあり顕微鏡に特化した発表は少数派であり,少し私のセッションは閑散としている気が否めませんでしたが・・・・
まぁ,いいでしょう.

実際,演壇に登る前・・・もうbostonに入った時から緊張しっぱなしでした.
リハーサルを行いましたが,それでも「やべぇ,やべぇ」としか思いません.
しかし始まってしまえばもう「やるしかない,しゃべるしかない」
という感じですね.
在米3日目となり少し英語に慣れたこともあって英語で少しアドリブする事も出来ました.
しかし問題は質疑応答のです.
先生には予め「演壇上であわあわするのもいい経験だよ」って言われていたので
もうどうにもならないと思い来や,出てきた質問は予め想定していた質問で回答にはそれほど困りませんでした.
しかし,問題はその後で補足事項を説明し出したら英語がでない(^_^;)
結局Chair manが「おいおいおい」ってなって補足してくれて終わりました.

その時の勇姿を見せたいのですが
何分,web上でさらされるのは怖いのでやめておきます.

楽しみのバンケットには他の用事があり参加できずに今回は残念
その他Leader Lunchとうただでお昼ご飯食べるイベントが有りましたが
これも,自分の研究が他の人の分野と違いすぎて「あ,,,そうなんだ」って感じに流されて少しさみしかったです.
でもみんな日本の事を非常に心配しておりました.

ポスターセッションではフリードリンクとケーキ食べ放題でenjoyしつつ
気になったところは質問などしました.
他のConferenceではアルコールも出ることがあるそうです(某T大学先輩談)
しかし,英語は適度に話せても何分聞き取れない
特にnewsなどとは違い生身の人間の英語はほとんど聞き取れず
質問したのにその回答を理解できないという事態・・・
非常に残念でした.

今回の国際会議にまとめとしては
  • 英語は非常に重要で必要不可欠な「ツール」
  • せっかく来たのだから楽しまなければならない
なんのまとめだよって感じになりますけど
英語は本当に重要です.
それで今回は本当に悔しい思いをしました.
確かに英語は一朝一夕には出来ないけど,出来ないとお話にならないという事もよくわかりました.
と最後に英語の重要さを説いて終わります.

Bostonでは色々楽しんできたので,おあそび編また次回書こうと思います.
ではそろそろ学校に行く準備でもしますか

2011年8月26日金曜日

国際学会への準備2(心持ち&現地通信編)

前回の更新からちょっと時間が経ってしまいました.
夕方から買い出しに行こうかと思ったけど豪雨なので諦めです
このブログを読んでくれている友達に言われたのですが,どこの学会に行くか書けばいいじゃん
と言われたので,晒しちゃいます.

学会としてはIEEE Engineering in Medicine and Biology Society
のConferenceです
興味無いかも知れませんが,IEEEとは聞いたことあるんじゃないでしょうか.
そう,無線LANとかの規格もIEEE802.11nとかIEEEがついてます
ではこのIEEEとは何かThe Institute of Electrical and Electronics Engineersの略で
日本語で言う処の電気電子工学会でしょうか・・・
じゃ,医工学の私が何故こんな学会に行くかと言うと
医工学の歴史は電気電子の歴史と言っても過言で位検査技術には電子工学が使われています.
例えばMRIやCTなどもまさにこの技術であり
私も曲りなりにそんな事をやっているからです
(分子細胞生物学がやりたかったが,理工学部が生理学に突っ込むのはアカン.光学的見地を持てと言うこと)
と話は戻ってどんな学会かはどうでもいいと思います.

では心持ちとしては,現在非常に緊張しています.
まぁ,英語に不自由ですからね
ということで練習あるのみ,そこで私の英語のプレゼンについて話します.
  1. 英語はハキハキ
  2. 発音は気にしない(Asianはみんな発音ダメだから気にするな)
  3. レーザーポインタを効率良く使う
  4. 原稿を作らない
  5. KeywardsはなるべくSlideに入れる
  6. 頭が白くなったことを想定した場合も練習する
  7. 練習あるのみ
とかなり先生の受け売りな部分もありますが
私みたいにEnglish nativeじゃ無いのはもう受け入れるしか無いと思いますし
聴衆側も分かります.
無理に発音に気を使いすぎて内容が無いようってならないようにしなければいけないと思います
また,発音が下手でも発音をハキハキとするだけでも相手がわかってくれるという事もあります.
もう,発音なんて気にせずドヤ顔で行く



原稿は作りました.(あれ?)
まぁ・・・記憶してる部分も多くありますが心持ちとしては
記憶したのをしゃべるのではなく,スライドに書いてある事をその場で説明する
という感じで原稿は作らない方がいいかもしれません
そして,その為にもSlideに言わなければならないKeywardsを余すことなく入れる
これは聴衆側の為でも自分の為でもあります
レーザポインタは効率良く使う必要があります
特に英語が下手くそな俺は,今何を話しているかをスライドにポインタを当てながら示す必要があります.
そうすることで聴衆側の理解の助けになるんじゃないかと言うことですね

当然ですが母国語じゃない上に,英語の成績が壊滅状態の私には壇上で頭が真っ白
という事は十分想定出来ます.
その為に,言い換えの練習をしました.
なるべく咄嗟出てくるような,少し幼稚でも問題無いような英語をいくつか用意しました.
本番にその用意したものが出てくるかも不安ですが,言い換えの練習をしておけばなんとかなるんじゃないかという発想です.

もう最後には練習あるのみです.
書いていて思いましたが,本当に日本語のプレゼンと何ら違いがありませんね
ただ,非母国語であるが故に言い換え表現が出来なかったり
思ったことを喋れなかったりあるでしょう.
もうそこは諦めです.受容するしかないんじゃないかと思います.
あ〜書いていて恥ずかしくなるような感じですが
直前の心境はこんな感じ・・・
後は,質疑応答の事は予め何を聞かれるかを予想して(学内での発表もあったので比較的しやすい)それを覚えるのではなく,英語で言えるように練習しています.
英語ができない院生ですが,それでも比較的大きな国際学会で発表できるという事を感謝しつつ挑んでいきます.

長くなりましたが少し実用的な事

現地での通信に関して

現地では当然日本の携帯を国内のように簡単に使えません
だからと言って通信手段を用意していかないのはこのご時世なかなか難儀なものでもあります.
そこでどんな事をするとベストか考えました
  1. SIMフリーの端末+現地SIM
  2. 携帯電話のレンタル
  3. 日本のキャリアを国際ローミングで使用する
の方法が考えられます.
 ちなみに私は2を選びました.
それは以下の理由からです
SIMフリー端末を持っていないので1はすぐに除外されました(ちなみにSIMフリー端末を保持している場合これが一番廉価)
国際ローミングでの通信は通話がメインではなくデータ通信がメインの私には2より高くついてしまいます.(スマフォからは乗り換えられません)
そこで私は2の選択でwi-fiスポットにもなるスマフォを選択しました.
現在のメールアドレスはgmailを利用しているので「何日まではこのアドレスに送ってください」とか言わなくてOKです.
そして,不案内かつ一人での旅路において情報源はweb情報が多いです.
そこですぐにwebに接続でき有用な情報を惜しみなく取り入れたいというわけです
またwi-fiスポットになるという事は持参のPCがネットに接続できるという事なので
普通にPCがどこでも使えるということです.
これはあまり使わない可能性が高いですが,キャンペーン中なのでついてきました(笑)
これらを占めて8日間で約11200円となります
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが同じように使って海外ローミングすると32000円となります(docomo)
SIMフリー端末を用いれば方法によっては5000円以内に収まりますが
SIMフリー端末が5万overの事を考えれば私には最適な選択でしょう.

みなさんは,このような選択肢がある事を念頭に支払い金額をシミュレートしてみると
いいかもしれません.
くれぐれも海外ローミングでのパケ死には気をつけてくださいね

2011年7月23日土曜日

国際学会への準備1

この度,M1ながら国際学会に行く事になりました.
しかも適当な国際学会じゃなくて,一応電気学会では一番でかいのに行くことになりました.
ちなみに私の研究は医工学なのですが,電気関係あるので出してみたら通ってしましました
とても緊張しています.
恐らく慣れている人はそんなに緊張しないと思います.
医学部のボスは前日から準備するおかしな人ですし・・・
でも,私は緊張しています.(重要なので2度いいました)
  1. 国内学会もこなしたことないのに突然国際学会であること
  2. 私の研究分野で最も権威のある学会であること
  3. Oral 発表であること
  4. 研究室初の学会であること
  5. 英語が全く話せないこと
適当になんでこんなに緊張しているか考えてみました.
以上に上げた点と思われます.
研究室では1期生(2つ上に以前の研究室から移ってきた先輩は居たが,今は社会人)であるために,先輩など誰の助言も得られなく誰も学会経験(国内を含む)が研究室の学生にはないためどんなものかすら知りません.
ちなみに先生は「なんとかなる」とか言ってますがorz


そこで今後の自分の為にも,これから行く人が参考にしてくれると嬉しいなという意味もこめて
少し「始めての学会(国際学会ver.)」の連続シリーズをします.
準備編,持ち物編,心の準備編,まとめ
という構成を考えて
1回目の今回は「準備編」でいきます.

  1. パスポート
  2. ビザ(ESTA)
  3. クレジットカード
  4. お金
  5. ホテル
  6. 航空券
  7. 保険
パスポートは時々海外旅行に行くので持っていました.
しかし,ない場合は作らないといけません大体1〜2週間かかります.

今回,私はボストンの学会でしたのでビザはいりませんでした.しかしそのかわりにESTAという登録が必要となります.
このESTAはクレジットカードとパスポートが無いとできませんので予め容易しておいたほうがいいですね.

海外にはクレジットカードが便利です.
特にアメリカはカード社会なのでカード一枚あると便利でしょう.
他にも,ものによったらクレジットカードに旅行保険がついてたりもしますし
空港でラウンジが使えます.
私は,父親のAMEXの家族カードと自分自身の大学系のクレジットカードがありました.

一番重要なのはお金です(笑)
1週間程度の渡航ですが総額で30万overの費用がかかります.
それを学生本人が負担するのは無理ってものですので,acceptされたらすぐに資金を補助してくれるプログラムに応募します.研究室によったら研究費から出るらしいですが私の大学ではそれは禁止されているようです.なんででしょうか?
私は,専攻の中で3人もらえるfundationから補助をもらいました.
これは渡航費と1日12000円の日当でこの中から宿泊費を出さないといけないので物価が高いとこだと大変です.私はどうやら足が出てしまいそうですが・・・
慶應に限った話ですが,KLL(慶應義塾先端研究センター)から在学中に1度だけ補助してくれるそうです.私は,研究室のボスと話した結果これからも国際学会に出る機会がありそうなのでこのプログラムは後にとっておきました.

次にホテルです.
学会は総じて都市部の中心で行われるため,宿泊費は結構かさんでしまいます.
貧乏学生は如何に安くするか(日当12000円なので)を考えた結果
ネットで格安になっているホテルを探しました.
Expedia, booking, Hotels
などを参考にし1日中探しました.
私は1ヶ月前と遅く予約しましたが,せめて2ヶ月前余裕をみて4ヶ月前に予約するといいと思います.
実際,1ヶ月前ですといいホテルは全て満室になってしまい.
遠いか,高いかの選択を迫られます.


航空券の予約は,私の大学では「生協」で予約することが勧められます.
しかし,HISなどの方が安くてちょうどいい飛行機があったりします.
決済方法を勘案した方がいいでしょう.
これは2ヶ月以上前に取っておいた方がいいらしいです.
ちなみに私は1ヶ月前とちょっと遅めでした.シーズンだとアウトになってしまうので気を付けないといけませんね.

最後に保険です.
私はカードの保険+任意の他の保険に入ろうと考えていますが
何かあった時のために入っておいたほうがいいと思いますね.

では,次回以降は
実際に持っていくものと発表の準備など
まだ行ってもいないのにまとめていこうと思います.

2011年4月9日土曜日

放射線が人体に与える影響(3)

研究室の研究提案などてんてこ舞い状態から一服
まだまだ2年は長いと思いつつ出来ることはやろうと思う毎日です。

今回は「放射線はつまるところ安全か?」
について書こうと思います。

ちなみに私の情報のソースは放射線生理学などの医学方面からなので現在のセンセーショナルな市井感情とは違う俯瞰的なものを書きたいと思います。

【7】一般人への急性放射線障害(内部被曝編)
前回、一般人は外部被曝からの急性放射線障害についてまったく心配がいらないと言いました。
しかし内部被曝には注視する必要があるかもしれません。
内部被曝とは放射性物質を体内に取り込むことで内側から放射線を受けることでしたね。
外部被曝より内部被曝の方が注意しないといけないことも前回言いました。
では、内部被曝はどの程度でまずいのか・・・・
この辺は諸説ありますが、定性的な事実として
・妊婦(妊娠の可能性のある女性)
・乳幼児
が特に気をつけないといけません。
なぜならば、成長過程にある個体ほど放射線の影響を受けやすいことがわかっているからです。
端的に言えば「細胞分裂の激しい」「影響の出た細胞が分裂しうる」人たちが影響が大きいのです。
妊婦に関しては母体がまずいのではなく、中にいる胎児に対して影響が出てきます。
特に受精直後の胚の状態ではわずかな放射線で着床を阻害したり、最悪な場合は奇形児などを出産することになってしまいます。

しかし、それ以外の人
特に壮年期以上の人たちは放射性物質に対する耐性は強いといえます。
原発や原子爆弾などで問題となる放射性物質はヨウ素でヨウ素は甲状腺に集まる性質がる事は前回言いました。
そこで重要なのは、甲状腺の働きです。
甲状腺は代謝を司る器官であり、活動が比較的活発なのは30代までといわれています。
それ以降の人たちは一時的な放射性同位体のヨウ素を摂取しても影響は小さく。さらに日本人自体が慢性的なヨウ素過剰摂取状態であるためヨウ素の吸収量は少ないといえます。
しかし、これは一時的なヨウ素摂取の場合で慢性的摂取には注意を払うのがベストかと思います。

ただ、学問的には壮年期以降の人間に対する放射性同位体のヨウ素摂取による甲状腺がんリスクが有意に増加する結果は存在しないので、必要以上な反応はする必要はないでしょう。

【8】生物濃縮
巷では「いくら薄い放射性物質を流しても生物濃縮で高濃度放射線になる」という意見があります。
その上で生物濃縮について知っておく必要があります。
生物濃縮は。食物連鎖の過程を繰り返すうち、上位捕食者ほど体内での対象化学物質濃度が上昇する。(ウィキペディア)
というもので、実はふぐ毒なども生物濃縮で得られた毒性です。
しかし、この生物濃縮は摂取する対象物質が排出される量より少ない場合におこり、尿などの対外排出機能により排出されにくい疎水性(溶けにくい)物質が大きく影響します。
ここで問題になるヨウ素は親水性(水に溶けやすい)物質であり、生物濃縮の影響は小さくなります。
ただ、もとの摂取する量が多すぎると排出が追いつかない場合がありそれが問題となりえるでしょう。
また放射性ヨウ素は半減期が8日から生物濃縮というより生態系で上位捕食者にいくまでになくなっている割合も多くなります。
ニュースで話題になったのは「小女子」で下位捕食者であるがゆえに放射性ヨウ素が多く検出されたのでしょう。

確かに、放射性物質が垂れ流された現状から海洋資源を摂取するのはためらわれます。
市場に流通している海洋資源は基準値がクリアしたものであるため危険視する必要はないと思われます。

【9】端的に言えば現在安全といえるか(まとめ)
最後にまとめに入ります。
一番気になるのは「安全」についてです。
安全の証明は悪魔の証明を同じで、証明することは不可能と言えるでしょう。
そこでこれまで人間は「安全の基準」というものを概念的に設定し、この「基準」を下回れば安全と認識してきました。
しかし、その安全の基準は「核」に関して特に厳しいハードルを設けられ
それに応えるために「誇張」した「安全」を主張してきました。
そしてそれが裏切られたための混乱ということができると思います。
ただ、現在の政府が主張している事は「医学的」「生理学」的には全うな事を言っており
「有意」な差が出ない値を「閾値」として設定して基準値としてます。
私は、基準値を超えていないものを摂取しても「疾病リスク」が高まるとは認識していません。
もし、がんになったらそれはその食材を摂取していなくてもがんになったのでしょう。
それが統計上「有意」の示すことだから。

3回続けて書いてて
「政治」「行政」「企業」に対する事はまったく書いていなく、なるべく客観的事実と科学的(特に医学・放射線生理学的見地)に徹しました。
政治・行政・企業に対して「不信」が募っているのが現在の混乱の引き金になっていると思っています。
反原発運動をするのも結構ですが、そのような人たちを含め日本人が「賢い国民」になることを私は一番望みます。


The ignorance of one voter in a democracy impairs the security of all.
「一人の有権者が民主主義に対して無知であることは、あらゆる安全を低下させる。」
-John F. Kennedy

2011年4月4日月曜日

放射線が人体に与える影響(2)

こんばんわ
昨日(1)って書いたのでその(2)を書きます.

昨日は
1.放射線は細胞異常をきたす
2.遺伝子異常は癌を誘発する
3.内部被曝と外部被ばく
について話しました.

では早速続きを書いていきます.

4.癌以外の放射線が誘発する障害
放射線は癌以外に人体に対して悪影響を与えると言われてます.
実際に東海村のJOC臨界事故(1999)では死者が2人でました.
それは,当然ながらガンではなく急性放射線障害というものです.
この事故についてのレポートを読んだことがありますが,事故当日は吐き気と意識障害だけでしたが
日に日に病状が悪化していき,皮膚がただれ皮膚移植するも定着せず苦しみながら死に至りました.
その時,腸を主に内臓がただれていたと言われています.
これらは中性子線などの放射線が細胞の染色体を一気に壊したことが原因です.
前回話したように,染色体異常が発生すると細胞は増殖をやめ死滅します.
このシステムは多くの細胞が正常で少数の細胞がアポトーシスを起こす場合には有効です.
しかし,体全体の細胞の染色体が破壊されたらどうなるか・・・・
そう,体全体の細胞が死滅していくのです.
ここまで多くの放射線を被ってしまったJOCの犠牲者は稀なケースですが
放射線を一度に多く浴びることにより,似たような症状が出ます.
特に,増殖の激しい造血幹細胞や腸幹細胞,胚・・・意外と毛根も影響をうけます.
そのため放射線を浴びると一時的な嘔吐感や白血球やリンパ球の現象,脱毛などの症状がでます.
ただ,これらの症状は正常な生理作用であり時間が経てば元に戻ります.
一度に放射線を浴びて重篤な症状になるのは稀です(臨界現場の近くに居合わすなど)
故に,一般人が外部被ばくによる急性放射線障害を気にする必要全くありません.
内部被曝についてはまた書こうかと思います.

5.放射線にまつわる単位
順番が謎ですが今更単位の話です.
放射線の単位にはたくさんありますが,市民権を得たと思われる単位は
[Gy]グレイ[Sv]シーベルト[Bq]ベクレル
があると思います.
これらは互換の関係にあるかと思われがちなのですが,そうでもありません.
まず,[Gy]は放射線の種類に関わらず放射線のエネルギー量を示す値になり
この単位は物理や医療の世界で一般的に用いられる放射線の単位となります.
しかし,放射線にはいくつか種類がありましたね,
放射線によって人体に与える影響も異なります,それを考慮した単位が[Sv]となります.
いわば[Sv]は人体への影響に特化した単位でしょう.
最後に[Bq]になりますが,これは少し変わってます.
1秒間にいくつの核種が崩壊を起こすかという単位であり,これだけ時間[t]が次元に含まれます.
1[Bq]ならば一秒間に一つの核種が崩壊しています.
放射線はこの崩壊時に放射されます.

きっといまいちわからないと思います.
適切な表現かどうかわかりませんが,環境系の学生らしくCO(2)の排出と電気の関係で示してます.
電気を使うとCO(2)が出てくると言われてますね.
でも,このCO(2)の量は何で発電されたかによって異なります.
火力・水力・原子力・その他・・・・

こうして考えたとき,発電所の出力を[Bq]使う電気量を[Gy]で排出するCO(2)を[Sv]とすれば
ちょうどいい例えになると思います.
少々苦しいですが・・・

6.放射性物質の違いによる放射線
某SNSなどで「プルトニウムが一番危険」「半減期が長いほど危険度が高い」
「外部被ばくでも放射性物質により異なる」などの記述が気になります.
これらは正しくもあり間違ってもいます.

まず正しい部分として,プルトニウムが危険なのはその放射線の質ではなくて
肺に入ってしまうと排出できない事に問題があります.
そのため,プルトニウムが危険というより肺に放射性物質物質がはいる事が危険なのです.
またヨウ素などは血中に溶解し尿として排出されますがプルトニウムがそのような作用を持ってない事も
原因になりそうです.

半減期が長いほど危険度が高いというのは一概には言えません.
なぜならば,半減期が長いという事はその核種の出す放射線量は少なく長く続く意味で.
半減期が長いほど放射線量は少ないと言えます.

放射性物質による放射線の違いについては微妙です.
たしかにここで問題となるα崩壊によるα線(ヘリウム原子核)とβ崩壊による電子線です.
これらは確かに放射性物質により異なりますが,この2種類しかなく.特に何々が危険な放射線を出す
という事はありません.
この時,便利な概念として崩壊系列があり,一つの核種が放射線を複数回だしながら
物質を変化していくことです.
一例を上げれば例えばPu239(プルトニウム239)はアクチニウム系列に属し
プルトニウム239→ウラン235→トリウム231→プロトアクチニウム231→・・・・→鉛207
と変化していきます.
放射線が崩壊毎に出されることから,一つのPu原子から12回も放射線が出ると言えます.
一見危険そうに思いますが,プルトニウム239の半減期が2万4千年から,そんな心配をする必要はなさそうですね.


途中で息入れ感も否めませんが
その3も書けたら書こうかと思います

2011年4月3日日曜日

放射線が人体に与える影響(1)

そういえば,ブログをリニューアルしてから全く編集してないなw

私は研究で癌についてやっており,特に放射線療法に直結する内容を研究してます.
まだまだひよっこの知識から放射線が与える人体への影響を整理してみた.

1.放射線は細胞異常をきたす
これははっきり物理現象としても生理現象としても研究しつくされています..
しかし放射線にも色々種類があり,それぞれ異常をきたす機序が異なっており
大まかにわけて放射線は2種類に分けれます.
それは線エネルギー付与の違いで【高LET】【低LET】と呼ばれます.
【高LET】は重量子線でα線など【低LET】は電子線,中性子線や電磁波が当てはまります.
これらはより正確に生物に対する影響を考慮すると生物学的効果比(RBE)で表され
これを上手く組み合わせたものがシーベルト(Sv)と呼ばれています..
ここで【高LET】は遺伝子を直接破壊しますが【低LET】はその電離作用で酸素を励起させ活性酸素とし
その活性酸素とタンパク質との作用で遺伝子を損傷・破壊します.
放射線療法においては【低LET】は保険適用ですが,【高LET】は自由診療で治療費はおよそ300万円かかります.しかし,予後と副作用は天と地の差があり私はお金を出し手でも【高LET】を使うと思います.

2.遺伝子異常は癌を誘発する
正確には遺伝子異常をきたし,その細胞が浸潤・転移・無限増殖の三要素を兼ね備えた物が癌と呼ばれます.それを兼ね備えた物ではない場合良性腫瘍と呼ばれるものです.
染色体は日々,宇宙線や化学物質,その他の影響をうけて遺伝子は損傷をうけている上
遺伝子のコピーをするときのミスも遺伝子異常の大きな原因な一つです.
しかし,正常細胞にはこれまでの生存競争を生きてきた遺伝子を修復するプロセスがあります.染色体は対になったらせん構造であり正常な鎖を元に異常な遺伝子を修復します.
ここで染色体と遺伝子を使い分けていますが,染色体はあのらせん構造そのものの事で
遺伝子はその染色体の中で【意味】を持った部位の事をさします.つまり【意味】を持たない部位は異常を起こそうかどうしようが何の影響も無い部位です.その割合は全染色体の大部分を占めています.
また,遺伝子が復旧できない場合はアポトーシス(細胞自殺)という作用から周りに迷惑になる前に消滅します.
時々この異常がアポトーシスを司る遺伝子(p53遺伝子などがん遺伝子)に及んでしまった時だけ癌になります.
このようにして体の中は秩序が非常に合理的な方法で保たれています.

3.内部被ばくと外部被ばく
被ばくにも2種類あり放射性物質を体内に取り込む内部被ばくと外の放射性物質から影響をうける外部被ばくです.

現在問題となっているのは一般人にとっては内部被ばくであり
現地で作業している人は外部被ばくです
これらは全く意味が異なっており混同するのは危険です.
内部被ばくは体内に放射性物質を取り込むことによって慢性的に放射線を浴び
皮膚(特に角質層)という防護を全くうけていないので臓器などに直接影響を受けます.
しかし,そのためには体内に留まらないといけません
口径摂取によってヨウ素は甲状腺に溜まる作用があり危険ですが,セシウムは微量筋肉に蓄積されますが影響は小さいです.それ以外の物質に関してはほとんど排泄されます.
一方呼気による摂取は危険で肺に入るとそれを取り除く作用は弱く留まり続けてしまいます.
プルトニウムなど口径による影響は小さいですが呼気による影響が甚大となります.
このようにして一口に放射能と言っても場合分けして考えていけないのがミソとなるでしょう.


続きはまた書こうと思います.