2012年4月21日土曜日

環境問題における村意識

曲がりなりにも私は環境問題に携わり6年目になる.
その中で,現在の環境問題の取り組みにおける問題点を幾つか考えてきた
その一つが「村意識」である

恐らくこれは「環境問題」だけではないが
私が思っている村意識とは

・似た意見を持つものが集まり考えが硬直化している
・異なる意見を持つものの存在を許さない
・善悪の二極論に終始している
・権威に弱く,自ら考えることをしない

なのかなと思っている(世間で言う村意識と違うかもしれないが)
私の思想として「自由な思想とその表現」がありそれは制度の問題ではなく人の心の部分において考える.
他人の名言を引用するならば

・私は,あなたの意見には反対だ.だが,あなたが意見を言う権利を私は命をかけて守る(ヴォルテール)
・自分とは異なる意見考え方を受け入れない受け入れないのも,暴力の一つの形である.それでは真の民主的精神は一向に育たない(ガンディー)

このあたりだろう.
そしてその問題が顕著に現れていると分かるだけでもいくつもある
例えば,原発
例えば,地球温暖化
例えば,自然保護

確かに,自分たちと同じ意見であるコミュニティに属する方が気持ちがいい
自分の意見を作る権威に信心を寄せるのは安心できる
そして,反対な意見を持っている人を徒労を組んで罵声を浴びせるのもスカッとするだろう

でも,そんな事をしていては議論は深まらず
最も愚かである選択「先送り」に収束し
最悪な結果を産むのだろう

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