2012年12月15日土曜日

2012衆院選挙後を勝手に予想してみた

選挙の投票日が明日ですね
前回の参議院選の時は投票できましたが
今回はできません
不在者投票制度ってあるけど利用者のことなんぞ何も考えてないんだろなと思います

とさておき
今回は色々な政党(政治団体含む)があります
個人的な信条はさておき
選挙後の枠組みとか,政策の方向性ってのを勝手に興味本位でしてみた
完全に趣味です

選挙の結果としては
【獲得議席】
まずは450議席中
衆院第1党は280ぐらい確保して自民党
次点で民主が60

公明が30

維新が50
未来が20
みんなが15
他は知らん

【首相】
安倍晋三氏になるでしょうね

【政党の枠組み】
公明党はなんだかんだ連立与党をになると思います
ただ,以前の様な関係ではなく自民との強力も蜜月とは言えないかな
そこに維新が加わる事があるかもしれません

個々の政策編
主に選挙の争点になっているだろう物を取り上げる
【原子力・エネルギー政策】
既存の原子力発電所は活断層の問題とか話題が上がってない所から静かに再稼働していく
プルサーマルや高速増殖炉・最終処理の問題は遅々として進まない
自然エネルギーに対しても民主党政権を引き継ぐ形で行うが,太陽光に関してそれほど熱心ではなくなり新しい政策は出にくくなる.研究開発投資は増えることもありそう

【金融政策】
自民党の考えているような刺激的な無制限金融緩和は実現しない
しかし,インフレターゲットを設定し大胆な金融緩和は行われ円安誘導で短期的な株高は実現しそう
マネタリーベースは増加するがマネーサプライは思ったほどの効果は出ない
インフレ率は1%以内で推移する

【自由貿易協定】
自民ではなく連立与党により大きく政策は左右される
TPP交渉へは結局参加することになる
消極的な参加で何とか関税全廃ではなく一部の撤廃に抑える
しかし,当然日本側もそれなりに譲歩している面もあり特にサービス業で外資参入がありそう
農産物に関しては多くの物が関税撤廃する
それに対して,バラマキで所得補償をするがあまり多い額ではない

【経済・財政】
国債発行は金融政策次第なものはあるが直近の予算では公共工事については伸びそう
法人税は特別措置なので実効税率は下がるが,減少する税収を補うだけの企業の増収は達成できず法人税減税が批判を浴びる
政府のプライマリーバランスは現在より悪化する

【福祉政策】
なんだかんだで高齢者の負担(医療費の窓口負担など)は増え
子供に対する政策(幼児教育への補助や手当)は進む
しかし,現役世代の負担は増加しかせず手当は減っていく
結果的に世代間格差はほとんど解消されない
出生率はいまよりほんの少しだけ改善する

【憲法】
憲法改正をしたいという話しをして
政権が続けば3年後ぐらいに改正の手続きに入る可能性
しかしその時の争点として憲法9条ではなく
新しい権利などが主な争点になる

【外交】
中国・韓国の一部のアジア地域とは相変わらず仲が悪い
何をしても批判をし恫喝・威嚇してくるのは変わらず,むしろエスカレートする
領土問題は解決せず小競り合いが続く
しかし,他のアジア諸国とは産業の脱中国や現地化が進み現在より良好な関係となる
インドなどの新大国との軍事協定も可能性
米国との関係は現在より密になる.EU諸国とは現在の距離感を維持し続ける

かってな妄想でした

2012年12月2日日曜日

戦術と戦略 〜就活について〜

12月に入って就活生が慌ただしくなってきましたね
早速今年もリク○ビがサーバダウンさたとか
知り合いの就活サイトもDDoSかと思ったと見紛うほどのサイトの賑わいみたいです.

今回のエントリーのを一言で言えば
「戦術も重要だけど,戦略も大事だよ!」

ともあれ普通の認識を持っている学生ならやらないといけない就活
去年の私の就活を通して思った点について

・大手病にかかって10月まで就活してしまった
・結局納得できる就活ができなかった
と言う人がかなり多くいました

でも,そういう人ってスタートの時点から何かおかしいな?(すいません)
と思ったり・・・
それは「戦術と戦略」です

戦術:目標達成のための戦い方
戦略:目標達成のために、総合的な調整を通じて力と資源を効果的に運用する技術

ほとんどの学生は戦術だけ磨き戦略についておそろかになっている気がします
確かに戦略があってもそれを達成する戦術が無ければ意味無いのですが
戦術だけあっても方向性を見失うだけでなくリソース(時間・体力・精神力)を枯渇し最後には何も残らなかったってのもあります.

戦略をしっかり練ってた人は少なくとも納得した就活ができているのかなと思います
中には戦術でゴリ押しして上手く行ってる人も相当数いますが・・・それは博打で結果論

ここで言うならば
戦術:OB訪問,ES作成スキル,面接・GDスキル,企業研究
戦略:自分の実力を推し量り,どの業界を何社・どの時期に受けるか.

就活でぐぐると圧倒的に「戦術」についてのコンテンツが多いです
確かに戦術についてはある程度の確立されたセオリーがあるが
戦略は人によりけりな部分があって他人の意見に従うべきものでないため(お前はそうだけど,俺は違う!)
サイトコンテンツとしてはあまり魅力的じゃないという事情があるかと思います
ただ,その戦略の部分をしっかり一度見たほうがいいと思いますね

私自身も就活初期に戦略をしっかり練って始めました
具体的に
「出来れば行きたい会社」から
「少なくともここには行っておきたい会社」
満遍なく約30社ピックアップし(文系・事務系はもっと多いほうがいいと思います)
選考スピードなどを考え受ける会社を考えていきました.
始めの方に「少なくとも行きたい会社」へアピールしなるべく段階で内定をもらい
そこから少しずつ行きたい会社上位の会社を受けます
早いうちに内定もらうと「心理的余裕」が出来るというのと
他の会社の選考で有利に運べます(他社・者の評価があると上に行きやすい)
他にも色々なブラフを効果的に織り交ぜたりして選考を進んで行きました.
最後の方では小手先は通じない(通じても入社してから困難がつきまとう可能性)
ため自分の素を出しましたが
最後までブラフを突き通す事もできると思います.

早い段階で少なくとも行きたい会社から内定が出てない時は
もう少し視野を広げる事も考え最終的には100社程度リストアップし
どの段階でどこどこから内定がない場合はどこどこにエントリーする
というのも早い段階で決めておくと,焦ることも少ないと思います

一例でしたが様々なパターンを考える事が必要だと思います
ということで

昨年の就活を通して感じたこと
「戦術も大事だけど,戦略も大事だよ」
ってことでした.

就活生のみなさん頑張ってください!
参考程度に私の就活が終わった時に出したエントリー

2012年11月12日月曜日

出来るリーダを考えてみた(4年前)

以前の livedoor blog を利用している時に書いた
コンテンツを再掲してみる.

当時はサークルの代表になる時で中2っぽく
組織とは何かとか,リーダとは何かとかそういう事を自分なりに考えてた時期
今から考えればまだまだ若かった思考だけど大学2年にしては
そこそこの考えを持っていたなというところ

昔のリンク貼ってもいいけど他のエントリーが恥ずかしい
というか,黒歴史なのでw

______
出来るリーダとはなんだろう
考えてみた

マネジメント力ってのは当然必要だと思う
マネジメント力ってなんだろう
ドラッカーが言うには「組織に利益をもたらすこと」である
漠然としている

それは巷で言われている
調整能力・交渉能力・統率能力に分解されて語られる
でもその中心にあるのは「組織の利益」なはずだ

そういうのは自分で磨こうとしてなんとかなる類のものだ
精神的に難しいのは「他人に仕事を任せる」ということ
はっきり言って自分で仕事をした方が早いことが十中八九である

でも,それを自分でやってしまえば
・後輩が育たない為に組織の存続が危うくなる
という点だけでなく
・雑務で時間を終われ目の前しか見えなくなる

そもそもリーダが雑務に追われて組織全体が把握できなくなり
問題点も洗い出せずグランドデザインも描けないなど
もはやその組織は死んでるも同然だな

と思いつつ,そういう事を考えて1年やろう

_____________________

実際に代表やってみて
これらの事がちゃんと実践できたとはなかなか言えないけど
後輩指導や組織の利益というものを
常に念頭において行動してそれなりに結果が伴ってると思うからいいとしよう

2012年10月29日月曜日

環境ビジネスは難しい

最近めっきりブログ更新を滞っていました
忙しいというわけでもなく

なんとなくヤル気が出なかったのです
いくつかのエントリーを書いてはお蔵入りにして
未公開エントリーが10件超えるという

公開するのはある程度の完成度(今までもあるかわからないけど)が
自分の中で必要だから難しいですね.

今週末,個人的な勉強会で環境ビジネスについて考えるのですが
それが難しいのなんのって・・・

まず語意が広すぎる(自然・ゴミ・医療・・・・住環境もそう)
環境とは何かから考えないといけなし

それとビジネスという観点
はっきり言えばビジネスとは金儲けのことだと認識している
しかし,私個人としてのポリシーとしては
「補助金ビジネスには陥らない」
という事だ.

というのも私が環境活動に携わってきた身として
補助金に頼るのは「美しくない」というただそれだけ
なんともいい加減な理由だ

といいつつこの縛りは相当大きい
昨今の環境ビジネスは基本的に「既存のシステム」を省エネルギー化するため失われる「コスト競争力」を補助金に頼る物がほとんどを占めている

私としては何かしら「生活スタイル」をより魅力的ににする「プロダクト」や「システム」を提供し収益を得るという事だ

こんなもの,ハッキリ言えば「玉虫色」であればもうやってる
という物だ
後,情報系を少しかじったことで「webビジネス」など考えが固まって多角的視点がなかなか持てないという問題もある

とはいいつつ,今週末までにはなんとかしないといけないので
クソアイディアでもいいので何かしら準備する

2012年9月1日土曜日

国内学会に挑む

久しぶりにエントリーします.

昨年の国際会議に行った記事が結構いつまでもロングビューされていることに驚いています.

学部・修士の学生は国際会議より国内学会の方が行く事も多いと思い
私自身も国内学会の用事があるのでそれについてエントリーします.

ぶっちゃけ国際会議の方が色々とハードルは高いと思います.
査読の審査基準も往々にして高く,準備に手間取ったりします.

一方国内学会はこんな事言うとおこられてしまいますが
「なんとなく参加する」というニュアンスが大きいのではないでしょうか?
多くは担当教官の元に「学会やるので誰か研究室から出してくれませんか?」
というオファー来て,「暇そうな」学生に声をかけているのではないかと思ったりもします.
昨年まで医学部でお世話になっていたボスが座長やっている時に「国内学会はそんなものだよ〜」って教えてくれました.

だからといって手を抜いていいわけではありません.
同じ研究分野の人たちとディスカッションする機会はなかなか無いですし
英語を不得手とする私には国内学会の方が意味あるものにできるかもと思ったりします.
では本題に入っていきます.

【発表形式】
発表形式は大体国際会議と同じで
・プレゼンテーション
・ポスター
のいずれかでしょう.
そして今回はじめてポスター発表を行うのですが
「ショートプレゼン」というものがあります
この形式も2つほどあります
・ポスターの前に立ち1分ほどで概要を話す
・ホールで2分ほどスライドプレゼンする
です.
これで来ている人に興味を持ってもらいポスターに来てもらうという事です
ここで難しいのは「わかり易く短くまとめる」という技術でオーラルやポスターでは
話したいことを十分話す時間とスペースが与えられますが
ショートプレゼンでは無理です
なので
・研究背景→目的→結果
程度で一杯一杯になってしまいます.
実際に見てみればわかりますがみんな大体そんな感じで
「できた!できた!出来た!」と言ってとりあえず興味を惹くという
場でしょうかね

【持ち物】
国際会議に比べて大したものはありません

・着るもの(生体系はスーツが多いですが理学系はラフだったりします)
・航空券or新幹線チケット
・宿泊クーポン
・保険証
・PC(プロジェクターケーブルも)
・レーザポインタ(プレゼン用)
・ノートやボードなどポスターセッションでディスカッションしやすいもの

そのぐらいでしょうか
国内なのでぶっちゃけお金があれば大体のトラブルは回避できます.
言葉の問題も無いのでなんて楽なんでしょうか!!

PC関連は会場によりますが一応自分のものは持参するとよいでしょう
以前参加した学会ではレーザポインタの出力が弱いという事件
そして他のとこでは備え付けPCでポスターが映し出せなかった事件などがありました

かなりライトな感じになりました
もし,学会参加かして書くべきかなという事があったら新たにエントリーします
多分ないですがw

2012年6月23日土曜日

食料問題を考える「食糧危機にどう備えるか/柴田明夫」(書評)


最近,よく本を読むようになったのでせっかくならという事で書評的なものを書こうかと思う


今回はこれ
食糧危機にどう備えるか-求められる日本農業の大転換  著)柴田明夫


「このまま世界人口が増えていけばかならず地球の限界に行き当たり世界的な食糧危機が発生する.それに対し日本はどう対応していくか」
という趣旨である.
まず最初に,日本の現状として

  1. カロリーベースでの自給率は40%弱であり多くを輸入に頼っている
  2. 一方,減反政策なので農業生産が抑えられている現実がある
  3. 今後,食料価格は上昇トレンドを続ける
  4. ある時を境に暴騰するだろう

穀物価格が上昇する理由として

  • 世界人口の増加
  • 新興国の肉食の増加による穀物の消費増

暴騰する時

  • 気候変動や異常気象による穀物生産の急激な減少
  • 需給バランスの崩壊

では,どうするか

  • 日本国内で自給できる体制を整える
  • 減反政策をやめ米の大増産を始める(減反してるのに食料自給率は低い矛盾から)
  • 農村コミュニティの復活を試みる
  • 大きな改革が必要であるその引き金としてTPPを用いる
TPP賛成派として懸念される事項への反論
  • 米の輸入はそれほど増えない
  • 日本の米が美味いからだ
  • 自由貿易でいざという時に穀物の輸入が容易くなる
  • 大きなショックを与え日本の農業政策の改革を促す


と・・・まとめてしまえばこんなものです
では,私が読んだ感想です.


1.カロリーベースのみでの考察
食料自給率をカロリーベースでのみ考察しています.
カロリーベースでの考察は食肉の輸入が多いほど低く出てしまいます(日本だと顕著)
つまりカロリーベースで考えて一番の解決策は食肉を増やすことだがそれでは数字が改善するだけで本質的な改善ではない(だからやっていない)
生産額においても問題が多いので,総合的な考え方つまりカロリーベースや生産額,食用穀物自給率など様々な指標で考えないといけない(ただ食料問題のエントリーとしては少し煩雑になる)

2.減反政策と穀物自給率
本著において穀物自給率が低いのになぜ減反政策をしているんだとあるが,それは米に関しての自給率は100%だからだ.
穀物自給率が低い理由は小麦にあるためそこの考察が欲しかったが全くなく残念だ.
むしろ減反政策をやめ大増産に入っても米価格の崩壊で農家はデスマーチに入ることになる.


3.TPPの影響
本著ではTPPにより農業政策の改革を行うとあるが,それはいわゆるショック療法で効果の程はあやしく根拠が乏しい.しかし現在の農政に危機感が全くないのでそれに危機感を与え改革を迫るという結論に至ってもおかしくない状態であることは認める.
TPPにより米の輸入はあまり増えないとあるが,それは現在,海外は日本向けにあまり米を作っていないから(ジャポニカ米とインディカ米の違いなど)でTPPが始まればそうではなくなる.
特にカルフォルニアで作られているジャポニカ米は日本国内で生産されたものと遜色ないものでこれが廉価で大量に入ってくることは容易に想像でき,日本人は数年もすれば産地を気にしなくなるのも想像に難くない.
なのでその論拠もかなり怪しいものである.


かなり批評になってしまったが,食料問題について考えるよいきっかけになった本だった.
批評が簡単なのも問題が複雑過ぎるからだと思われる.
なので,何を言っても穴があり重要なのは何を理念に政策を取るかである問題であることが痛感させられた.
TPP議論とかあるが国民は全方位に良い結果など存在しないことをはっきり理解して議論すべき課題であると思う.




2012年6月16日土曜日

安心とお金

久しぶりに日々の徒然を書いてみる

先日,親しくしている人の携帯の機種変更するためにd○c○m○ sh○pへ付いていきました.
まぁガジェット好きな私と行って何か契約やらなんやらで困ったことにならないように
保険的な意味合いだったと思う.

ちょっと話しは戻り,店舗へ行く前に家電量販店で携帯を買うという
選択肢を与えた所「電気屋さんは怖いから嫌だ」と言われたのだ
なぜと聞けば「直営店舗の方が安心できる」と
その時に思ったのは「安心」という言葉の意味だった

まぁ,そんなこんなで少し高めな販売をしている「直営店」で買うことにしました.
私自身はこういうガジェット物に関しては下手な店員より詳しく,飲み込みの悪い社員より詳しく契約内容も把握している自信があるので家電量販店のような
いわゆる「安心できない」店舗でも買うことはある

しかし,衣服を始めとする不得意とするところでは
自分で選ばされるような店舗で買うことができない
むしろ店員さんに選んでもらうことが多々ある(の割にセンス無いが)
大体店員さんの選ぶ服は高いのだが何がいいのかわからないので
そのまま買ってしまう

これも一種の安心をお金で買っているのかなと

世の中にはこれ以外にも似た例って沢山あると思う

総じて言えば,安心を得るためには
2つの方法しか無いということになる
「知識」か「お金」か・・・・
そして「お金」というのは最も汎用性のあるツールではないか

まぁ,当たり前の自分の中での結論は
「知識」と「お金」はあるにこしたこと無いと

そんなもの当然だww

2012年6月9日土曜日

自然エネルギー全量買い取り制度(筆者の思うとこ)

3回ほど連続で自然エネルギー全量買い取り制度をやりました.
1.概要
2.経済負担
3.目指すべき将来

じゃ,筆者の考えはどうなの?ってことです.
私の考えとして

1.自然エネルギーの普及は進めていくべき
2.目的を明確にする
3.目的にあった手法を取る
4.理性的に考える
5.国民議論はすべきではない
6.結局のとこ理想論

という事です.

【1.自然エネルギーの普及は進めていくべき】
これは,3.の目指すべき将来で述べていますが
私の観点としては,安全保障>経済の活性化>低炭素化社会
という順位付けがあります.
エネルギーの自給自足という点で自然エネルギーの開発は大きなメリットがあると考えます.
また大きな公共事業として位置づけるかどうかというのは議論の余地がありますが
むしろ自然エネルギーを推進することはメリットが大きく
自国資源を待たない日本にとってはむしろ推進しない理由が見つからないぐらいです.

【目的を明確にする】
現在の社会議論において,本来の目的であるはず(根拠法より)の
1.社会・経済の発展
2.低炭素社会の実現
という最も重視すべき点が忘れ去られ
「原子力エネルギー」の代替として「自然エネルギー」が掲げられています.
実際のところ現在の状態では,むしろ目的である2つに対して完全に逆を行なっています.
なので,「何の」ために「自然エネルギー」を推進するのか
そこをハッキリさせないと行けません.

【目的にあった手法を取る】
そもそも論ですが,もし目的が根拠法で述べられているように
1.社会経済の発展
2.低炭素社会の実現
ならば,FITという方法そしてほぼ決定された42円/kwhというのは正しのか
私は正しいとは考えておりません.
本来は産業界・経済界において自由競争・生存競争の下で自然エネルギーは普及されるべきと考えます
作られる制度では発電業者は大資本でありながら「無経営努力」「無営業努力」で大きな利潤を得られる仕組みとなり.
それは「社会経済の発展」という面では大きく損なわれていると考えます.
なぜならばキャッシュ・フローを考えればその利潤は社会活動による富の増大よりも「非発電業者」「家庭」「自治体」から合法的に「富の移転」を「容易」に実現するただのツールとなっているからです.
私としては,多くのプレイヤーが対等な立場で小さな業者であっても合理的であれば自由に参加できる制度が必要と考えます.
また低炭素社会の実現であればむしろ石炭火力やLNG発電に対して「環境税」を導入し火力発電の価格競争力を抑制すべきであり,補助金ビジネスであるFITのような制度をすべきでないと考えます.

【理性的に考える】
現在の社会の風潮として「自然エネルギー」は善,「原子力エネルギー」は悪,「火力発電は」ようわからん.
という感じです.しかしそれぞれ特性があり存在しておりそれを正確に把握する必要があります.

自然エネルギーの発電単価やエネルギー特性・エネルギー密度そして他産業との兼ね合いを実際に検討しているのか

原子力エネルギーについても,放射能とは何かどの程度危険でそのリスクは他のリスクと比較してどうなのか.
現在横たわっている問題の根本はどこにあるのか

火力発電は安全保障としてどうなのか,低炭素社会との兼ね合いは?

など考えるべき事はたくさんあり,それが一方的に悪でどれが善なのか
そんなものはないはずです
むしろそれらを全て組み合わせ日本に最適な発電形態を取っていくべきなのではないでしょうか.

【国民投票はすべきではない】
「国民投票」なんて馬鹿げています.
政治家は国民から選出された代表者であり
むしろこのような事象について「理性的」「国益」を考え議論し決定するのが政治家の役割でないでしょうか.
また国民の多くは理性的かつ合理的に問題を考えることはできない事は明白です.
そもそもリスク計算すらできない人たちの意見を聞いてなんの腹の足しになるか全くわかりません.

【結局のとこ理想論】
これまで述べて来た事は結局のとこ理想論でしかありません
企業の目的は「利潤」であり「国益」ではない.
むしろ「国益」を損なっても,「利潤」を求めてロビー活動や金をばらまくでしょう.
また,国民が愚かであるが故に国会議員も浅はかで愚者が多いのでしょう.
だから愚かな国会議員を信用出来ず「国民投票」とかを考えるのでしょう.
もう堂々巡りです.
いつもの通りの行き着く先としてやはり賢い国民にならないと全ては始まらない
となってしまします.
私ももう少し現実的な考えを出来るようにならないといけませんね.

2012年6月1日金曜日

自然エネルギー全量買取制度(目指したい将来)

ちょっと期間が空きましたが
自然エネルギー全量買い取り制度の連続シリーズ3回目
今回は前回最後に書いた
「経済的な犠牲のもとで何を得たいか」
です.
まずは,その根拠法である「気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案」では
目的:エネルギーの安定供給,地球温暖化対策,産業の振興のために自然エネルギーの普及を進める


となっています.

もう少し具体化していくと
まずは温暖化対策について

【地球温暖化対策】
温暖化とは温暖化効果ガスにより,地球全体が温室ハウスのようになり
大気温度が上がってしまい生態系の破壊や疫病などの目に見えてわかる変化や
ハリケーンや干ばつなど確率論的に考えられるが,その発生確率が増大してしまうもの
など多くの影響がでると考えられます(もう既に出ています)

その原因について,本当に経済活動による二酸化炭素由来なのか
それとも太陽の活動周期などの経済活動以外の要因なのか
多くの議論があるが,それについては今回は触れないことにして

地球温暖化の原因と考えられている二酸化炭素の排出を減らそう!!
という目的です.
それは簡単にいえば,化石燃料を用いないという簡単な対策です.
そこで再生可能エネルギーや原子力など二酸化炭素排出量が少ない発電方法を用いればいいんじゃね?
ということですね.
そして今後地球温暖化により発生する経済的負担(農作物の不出来,治水,健康保険などなど)を少しでも減らそうという考えです.

【エネルギーの安定供給】
日本は自国でエネルギーを賄える能力はありません.
さらに,そのエネルギー源の多くは海を渡って輸入され,その多くはマラッカ海峡を通って来ます.
はっきり言ってこのマラッカ海峡を封鎖されたら間違いなく日本は死にます.
エネルギーは人間で言えば酸素に似た存在で,無くなったら直ちに死にます.
そもそもエネルギーが断たれる事なんでほとんどの人は想像すらしたことないでしょう.
それだけ,エネルギーというのは重要なものでそれを巡り多くの争いも起きています
現実的な話しをすれば先の大戦であっても石油を断たれたため日本が戦争を仕掛けたという見方が簡単にできます.(首締められたから相手を殴った,そんな感じ)

そのエネルギーの安定的確保は国の最重要命題といえるもので
今のこの不安定なものより,エネルギー密度の高い原子力やそもそも自国内で開発できる再生可能エネルギーというのはとても理にかなっていると思います.
以上のことを通し,現在のような首根っこを持った状態から解放されエネルギー産出国の顔色を伺わなくていいのは有効な軍事力を持たない日本からして大きな意味があります.

【産業の振興のため】
経済的負担と最初に書きましたが,それは日本国内だけで見ればそうかもしれません.
しかし,世界的にもこれから益々クリーンエネルギーというのは重要な存在になり
そこで日本の企業が世界のクリーンエネルギー市場でプレゼンスを示せれば海外から富を日本に持ってくる事が可能となるでしょう.
その為に,日本国内で技術を確率そして競争力を持たせるために補助金を用い日本国内で普及させる事が考えられます(公共投資の意味1).
また,この事業は一種の大型公共事業であることから失業率を低下させ消費を活発にし経済を良くするというケインズの考えにもあてはまります(公共投資の意味2)
この2については多くの議論がありますが,1については国内企業を優遇すれば簡単に考えられることでしょう.

このように,非常に日本の国益を考えた目標と将来があります.
一回目と多くが被ってしまいましたが,国益というものを本当に考えている政策であると思います
それはどの政策にも言えますが,聖人君子が運用した場合だけかもしれません.

次回を最後にしますが,そこで「筆者の考え」などを軸に
まとめていきたいと思います.

2012年5月15日火曜日

自然エネルギー全量買取制度(経済的な面)

自然エネルギー全量買取制度は
前回の記事で概要を書きました。

ざっくりいえば、自然エネルギー普及させたいけど
発電するのに金かかりすぎるから、それ以上の金額で電力会社買い取ってね
それにかかったコストは需要者に転換できるよ

という話です。
もっとざっくりいえば、我々国民が追加負担をして
自然エネルギーを普及させますよということです。





【家庭部門】
では、それにかかる負担金とはどのくらいなのでしょうか
最もよく見かける値で「年間約7000円強」(H22.3.4 日経新聞)があります。
つまり家庭部門で8000億程度負担することになります

しかし、この制度をよく見ると「新エネルギーに対応していないセクター」にだけ
負担が集中するような制度設計になっています。
ということは新エネルギーを導入できない世帯や企業に負担が集中します

また、この算定は震災以前にされたもので
その当時に比べ自然エネルギーの導入が加速する可能性と
原子力発電の停止とそれを補うための火力発電の燃料費のために
通常時の電気代が上がることも想定できます
たとえば以前原子力で発電していた分を自然エネルギーで賄おうとするならば
月1000円以上=年間12000円以上 の追加負担となるでしょう
これも新エネルギーに対応できない人たちが負担します

【産業部門】
家庭部門は
追加負担という現金なものだけで移住することは滅多にないでしょう
しかし、産業部門は違います
負担としては民間部門と少し異なりますが、大体同じスキームで追加負担を強いられるでしょう
その負担は電気使用量に従い増えていくので製造業特に鉄鋼メーカなど電気大量消費型の産業には大打撃になります。
当然製造コストの増大は価格への転嫁だけでなく、国際競争力の低下および製造拠点の海外移転が考えられます。
もともと、人件費や税制の問題から日本で製造するメリットは少なかったですが
この状況がさらに産業の空洞化を招くことを容易に想像できます。
そのため、ドイツではこのような産業に対しては優遇措置を施していますが現在のところにほんではその動きは見えません。
一方、この新エネルギー関連の産業が発展するという見方があります
これは、いわゆる太陽光パネル製造などの上流部門とそれの制御するICT提供の下流部門(SI部門)そして保守などする部門があります。
これらの中でのボリュームゾーンはリサーチができていませんが、おそらく上流部門ではないかと考えます。
その上流部門(太陽光パネル製造メーカ)は日本の中ではプレイヤーがとても多いですが、世界市場で見れば中国・台湾がとても強い状況となっています。
ヨーロッパ最大の太陽光パネルメーカのQ-Cellsが経営破たん(2012/4/2)するなど国内産業がやすやすと振興する状態でないのがわかります
やってみないとわからないことが多いでうすが、現在においてはネガティブな要素が多い気がしています。

しかし、この政策は「経済的負担をしても何かを得たい」という動機があります
次はその「何を得たいか」ということについて書きます


参考:http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/forum_2.pdf

2012年5月8日火曜日

自然エネルギー全量買取制度1(概要)

再生可能エネの買い取り価格を決定 太陽光1キロワット時42円(日経新聞 2012/4/27)

こんなニュースが紙面を賑わしているので多くの人が知ることなのかと思います


概要
発電方法:買取価格(買取年数)
太陽光:42円/Wh(20年*家庭用は15年)
風力:23.1~57.75円/Wh(20年)
中小水力発電:25.2〜35.7円/Wh(20年)
地熱発電:27.3〜42円/Wh(15年)


目的
エネルギーの安定供給,地球温暖化対策,産業の振興のために自然エネルギーの普及を進める (電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案の概要)

この制度の根拠法については経済産業省のHPに詳しいです
http://www.meti.go.jp/press/20110311003/20110311003.html

この制度ができる経緯としてまずあまり知られていない事ですが
実は震災前からずっと議論されていることでした
2010年4月には経済産業省が太陽光発電に対し42円/kwhの買取価格で試算しております
との事で震災後にいきなり出てきた制度ではなく
震災前から長く議論され続けていた制度でした

しかし・・・
そもそも目的として大きな違いがありました
これまでは政府方針としてエネルギーの安定供給とCO2削減が目的で
現在の化石燃料をベースにした発電から
原子力発電と自然エネルギー発電の比率を上げエネルギーの安定的供給を果たす
という大きな至上命題がありました

一方,震災後
原子力発電のリスクを鑑み,原子力から自然エネルギーへエネルギー供給をシフトさせることが目的となり
エネルギーの安定的供給とCO2発電はどこかへ行ってしまいました

制度の構想は昔から有りましたが
目的が真逆に変化しているのが現状です

次回以降は,この制度を色々な視点で見ていきます

2012年4月21日土曜日

環境問題における村意識

曲がりなりにも私は環境問題に携わり6年目になる.
その中で,現在の環境問題の取り組みにおける問題点を幾つか考えてきた
その一つが「村意識」である

恐らくこれは「環境問題」だけではないが
私が思っている村意識とは

・似た意見を持つものが集まり考えが硬直化している
・異なる意見を持つものの存在を許さない
・善悪の二極論に終始している
・権威に弱く,自ら考えることをしない

なのかなと思っている(世間で言う村意識と違うかもしれないが)
私の思想として「自由な思想とその表現」がありそれは制度の問題ではなく人の心の部分において考える.
他人の名言を引用するならば

・私は,あなたの意見には反対だ.だが,あなたが意見を言う権利を私は命をかけて守る(ヴォルテール)
・自分とは異なる意見考え方を受け入れない受け入れないのも,暴力の一つの形である.それでは真の民主的精神は一向に育たない(ガンディー)

このあたりだろう.
そしてその問題が顕著に現れていると分かるだけでもいくつもある
例えば,原発
例えば,地球温暖化
例えば,自然保護

確かに,自分たちと同じ意見であるコミュニティに属する方が気持ちがいい
自分の意見を作る権威に信心を寄せるのは安心できる
そして,反対な意見を持っている人を徒労を組んで罵声を浴びせるのもスカッとするだろう

でも,そんな事をしていては議論は深まらず
最も愚かである選択「先送り」に収束し
最悪な結果を産むのだろう

2012年4月19日木曜日

就活を終えて

結構早い時に就活終わってましたが
そろそろ隠す必要がないかなって思い
ブログ再開と共に
就職先が決まりましたよというご報告

結論から言えば,ほぼ納得している結果なので満足です.
来年からはこれまでと同じように研究に身を捧げる事になります
ただ研究をしてお金を貰える
意外と小さい頃にこんな生活をしたいなぁというものにマッチしてるかな

これまでどんな「しゅーかつ」をしていたかまとめ
特に軸とかは定めていなかったが
1.がっつり働いてがっつり稼ぐ
2.やりたいことやってそこそこ稼ぐ
この2つで最終的に後者をとりました.

どんな感じで進めていたのか時系列にまとめてみた

12月
説明会がちょこちょこはじまる.
自身の中に行きたい企業をリストアップし片っ端から説明会に参加
ちなみに合同説明会には1回しか行ってないが
恐らく行くだけ意味はない
まだまだ研究してるから研究の合間に就活という感じ

1月
9月にインターンに来ないか?と誘ってくれた企業から
選考免除するからインターン来ないか?と話を頂いた
色々な経験を積むために参加してみた
結論から言えばかなり勉強になったし友達もできた

2月
ESのラッシュが見えてくる
直前になって焦るタイプなため,わかっている企業はとりあえず書き始める
実際自分のESを他人に見てもらうということはあまりしなかったが
通過率はそこそこ
この時,内定先の1次面接をやって通過連絡をもらったが次の面接は4月に入ってからと言われ
1ヶ月のブランクにちょっと戸惑った.←ただ倫理憲章的な問題ですね

3月
早い企業では選考が始まってる
webテスト,面接,筆記試験・・・
5時間耐久筆記試験ってのもあったがなんとかなる
後半になってインターン行った企業から
「憲章の問題で内定とは言えないが,私どもとしては一緒に働きたい」
と一個目もらい気がかなり楽になった
リク面というものを結構やったが,毎回毎回美味しい物食べさせてくれるから
申し訳無く思った
多分,リク面でおやつ時に「かつサンド+杏仁小倉パフェ+紅茶=3500」食べたのは周りにいないと思う.
なんでも頼んでいいというのでお構いなく・・・

4月
1週目に入り面接ラッシュ
早い段階で第一志望群の合格をいくつか頂いたため就活終わり

感想としては,結構あっさりと終わってしまったため
苦労は他の人と比べてしていないという自覚はある
ただ面接・ESで毎回フィードバックをもらうようにしていたため
今就活している人,来年から就活する人へのアドバイスになるかと

就職先の決め手
良い返事をもらった企業は区別すると3種類
・がっつり働きがっつり貰う,仕事内容もかっこいい
・まぁあぁ働きそこそこ貰う,ただ将来性がいまいち
・やりたいことやってそこそこ貰う←内定先

はっきり言ってどれもいい面悪い面があるが
どこ行っても楽しめる確信はあった
しかし,最終的な決め手は「稼ぐためのしごとはしたくない」
という事で1社について内定を受諾しました.

評価されてた点
・表情がとてもよい(喜怒哀楽が自然に出る)
・媚びへつらうわけでもなく対等に議論する
・自分のやりたいこと,なしたい将来が明確である
・大学生活を通して行動と結果が明確になっている物が多く評価しやすい(笑)
・問いに対しての回答が迅速かつ適確で知性を感じられた

ESに対する評価
・誤字脱字が目立つw
・文章構成がハッキリしていて何が述べたいのかわかりやすかった

まぁ,いい点しか言われないのでアレなので
落ちた企業からもらった評価として一番多かったのは
・内定を出しても恐らく来てくれないから
でした.
後は,いいか悪いか別にして
・私が働けそうなポジションは当社にはない
です

そういう,フィードバックもらうには外資系が結構してくれました
ESで落ちたトコもあってそこはフィードバックをもらうことができないので
少し残念な気がします.